産婦人科・小児科・NICU・助産院などでは、母子の状態やケアの目的に応じてさく乳器や哺乳びん、乳首を使い分ける必要があります。本ガイドでは、施設での導入や個人利用を検討する際に押さえておきたい選定ポイントを整理しました。製品選定にあたっては、対象となる母子の状態を踏まえ、医師・助産師など専門職の判断を優先してください。
さく乳器は「電動」「手動」「共有利用向け(病産院用)」に大別されます。使用頻度や場面、共有利用の可否によって適した機種が異なるため、導入前に用途を整理しておくことが重要です。
哺乳びんは素材(ガラス製・プラスチック製)や形状、乳首は月齢や吸啜力に応じたサイズ・穴形状で選びます。施設では通常サイズに加え、特別なニーズを持つ児への対応も想定されます。
同じ「授乳用品」でも、対象(健常児/特別な配慮が必要な児)、利用形態(個人用/多数共有)によって適した規格が変わります。表示されている容量・サイズ・対象月齢などの規格は導入時の重要な確認項目です。
授乳期には乳頭トラブルへのケアも重要です。保湿・保護を目的としたオイルやクリームなどのケア用品は、授乳指導の一環として案内されることがあります。
授乳用品は乳児が直接口にする、あるいは母乳という体液に触れる製品であるため、衛生管理が特に重要です。施設運用では消毒・保管のルール整備も選定と合わせて検討してください。