送気球(ゴムフイゴ・スプレー球)は、耳鼻咽喉科の診察で送気や送水、点耳・点鼻などの補助に用いられるゴム製の球状器具です。形状や球の数、逆弁の有無によって送気の特性が異なるため、用途に合った選定が重要です。本ガイドでは代表的な種類と選定時に確認すべきポイントを整理しました。
送気球は、ゴム製の球体を手で握って空気や薬液を送り出す器具で、耳鼻咽喉科診療において耳・鼻・咽喉部への送気、洗浄、点鼻・点耳の補助的な用途に使用されます。構造は単球・二連球などがあり、逆弁(バルブ)の有無によって空気の流れ方が異なります。用途や施術方法に応じて適切なタイプを選ぶことが求められます。
送気球を選ぶ際は、使用目的(送気・送水・点鼻など)、必要な送気量、球の材質と耐久性、先端形状の適合性を確認しましょう。診療科・施術内容によって求められる操作感や吐出量が異なるため、実際の使用感を踏まえた選定が望まれます。
送気球には主に「単球スプレー」「二連球スプレー」「逆弁スプレー」の3タイプがあります。単球はシンプルな構造で操作が容易、二連球は連続的な送気がしやすく、逆弁付きは空気の逆流を防ぎ安定した送気を実現します。サイズ(全長・球径)も製品によって異なるため、用途や手の大きさに合わせた選定が可能です。
送気球はゴム製のため、経年劣化やひび割れが生じることがあります。使用前には破損や変色がないか目視確認し、異常があれば使用を中止してください。使用後は内部に水分や薬液が残らないよう十分に乾燥させ、直射日光や高温多湿を避けて保管することが推奨されます。また、複数患者への使用にあたっては、施設の感染対策マニュアルに従い、適切な洗浄・消毒または個別使用を徹底してください。
送気球は構造がシンプルながら、単球・二連球・逆弁の有無によって送気特性が異なります。用途や施術内容に合わせて適切なタイプ・サイズを選び、日常的な点検と適切な保管・衛生管理を行うことが、安全な使用につながります。導入や選定に迷う場合は、取扱いのある医療機器販売店や専門家に相談することをおすすめします。