サージカルガウンは手術時に医療従事者と患者双方を体液や汚染から守る重要な防護具です。素材・防護レベル・サイズ・マスクや結び方の仕様など選定ポイントが多岐にわたるため、施設の術式や感染管理方針に合わせた選定が求められます。本ガイドでは購買担当者が比較検討しやすいよう、基本的な選び方の視点を整理しました。
サージカルガウンを選定する際は、術式のリスクレベルや使用場面に応じた防護性能とコストのバランスを検討することが基本です。以下の観点を確認しましょう。
サージカルガウンは大きく分けて『マスク付き』と『マスク無し』、また滅菌タイプと未滅菌タイプがあります。素材面では不織布積層タイプが主流で、部位により補強フィルムを重ねた製品もあり、体液バリア性を高めています。防護レベルはAAMI PB70などの国際基準を参考に、レベル1〜4で区分されるのが一般的です。手術の出血量や体液曝露リスクに応じてレベルを選定することが推奨されます。また、結び方には前結び・後結びがあり、スタッフの介助体制や清潔操作の流れに合わせて選ぶと運用がスムーズになります。
サージカルガウンはS・M・L・XLなど複数サイズが展開されています。着用者の身長・体格に合わないと動作の妨げや防護性能の低下につながるため、施設内スタッフの体格分布を踏まえて複数サイズを常備することが望まれます。特にXLサイズは在庫切れになりやすいため、発注時に余裕を持った数量設定が推奨されます。
サージカルガウンは使い捨て(ディスポーザブル)製品が主流であり、再使用は想定されていません。使用後は施設の感染性廃棄物処理規定に従い適切に廃棄してください。保管においては、直射日光や高温多湿を避け、滅菌品は個包装の破損がないか使用前に必ず確認することが重要です。また、使用期限(滅菌有効期限)が設定されている製品もあるため、在庫管理では先入れ先出し(FIFO)を徹底しましょう。
購買担当者からよく寄せられる質問をまとめました。