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手術台

手術台の選び方ガイド|導入前に確認すべきポイントと種類の違い

手術台は手術室の中核となる備品であり、対応する診療科や術式、施設の運用スタイルによって適した仕様が異なります。本ガイドでは、導入検討時に確認すべき機能面・規格面のポイントを整理し、比較検討の参考情報としてまとめました。

電動油圧式万能手術台 2枚脚板 24337501 柿沼製作所 K-6800B 電動油圧式手術台 23265100 柿沼製作所 K-5000

01対応術式・診療科から仕様を絞り込む

手術台は「万能型」と「特定術式向け」に大別されます。整形外科・脳外科・泌尿器科など複数科で使う場合は、天板構成や体位変換の自由度が高い万能タイプが適しています。単一診療科での使用が中心であれば、その術式に特化した仕様の方が準備時間の短縮につながることがあります。導入前に、自施設で扱う症例・体位(仰臥位、側臥位、砕石位など)を洗い出しておくとミスマッチを防げます。

02駆動方式・操作性を確認する

手術台の駆動方式には電動油圧式、電動式、手動式などがあります。電動油圧式は高さ調整や傾斜操作を細かく行いやすく、術中の体位変更を要する術式で選ばれる傾向があります。操作パネルの位置(有線リモコン・本体操作盤など)や、停電時のバックアップ機能の有無も、運用上重要な確認項目です。

03天板・脚板の構成と耐荷重を確認する

天板は分割式(2枚脚板・4分割など)により、可動範囲や体位変換の自由度が変わります。脚板が着脱・分離できるタイプは、砕石位など下肢を大きく開く術式に対応しやすくなります。また、耐荷重(最大使用者体重)は患者の体格や術式によって必要基準が異なるため、カタログ記載の耐荷重値を必ず確認しましょう。

04設置スペースと院内動線への適合

手術台は本体サイズに加え、可動時の張り出し範囲や周辺機器(麻酔器、無影灯、モニター類)との干渉も考慮する必要があります。搬入経路の幅・扉のサイズ、既存の手術室レイアウトとの整合性も事前に確認しておくと、設置後のトラブルを避けやすくなります。

⚠ 使用・保管上の注意点

手術台は精密機器であり、日常的な清掃・点検が性能維持に直結します。使用後は体液・消毒液が残らないよう清拭し、可動部への薬液付着は早めに拭き取ることが推奨されます。定期点検(油圧系統・電動部の作動確認)は、メーカーまたは保守業者による点検スケジュールに沿って実施することが望まれます。医療機器としての性質上、最終的な機種選定や設置可否の判断は、臨床工学技士や専門業者など有資格者に相談のうえ決定してください。

  • 使用後は体液・消毒液の拭き取りを徹底する
  • 可動部・油圧系統は定期点検のスケジュールを守る
  • 設置・選定は専門家(臨床工学技士・保守業者等)に相談する

Qよくある質問

Q. 万能型と専用型はどちらを選ぶべきですか?
A. 扱う診療科・術式の種類が多い施設では万能型、特定の術式が中心の施設では専用型が候補になりやすい傾向があります。実際の症例構成をもとに検討することをおすすめします。

Q. 中古品や再生品は選択肢になりますか?
A. 予算や納期の制約がある場合、中古・再生品も選択肢となり得ますが、耐荷重や可動部の消耗状態、保守部品の供給状況を事前に確認することが重要です。

Q. 導入後の保守体制はどう確認すればよいですか?
A. メーカーまたは販売代理店による定期点検・修理対応の可否、部品供給年数などを事前に確認しておくと、長期運用の見通しが立てやすくなります。

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本記事はCoComedix Sora(松吉医科器械)が作成した参考情報です。製品の適応・使用方法は各製品の添付文書・取扱説明書をご確認ください。医療機器等の最終的な選定は専門家にご相談ください。