術前術後衣やサージカルガーメントは、患者の負担軽減とスムーズな処置動作の両立が求められる衛生用品です。用途や部位に応じた形状・サイズ・素材の違いを理解し、施設の運用に合った製品選定の参考にしてください。なお製品によっては医療機器に該当するものもあるため、最終的な選定は医師や医療機器担当者にご確認ください。
術前術後衣といっても、全身用の検診衣・患者衣から、特定部位を保護・保定するサージカルガーメント(顔面用フェイシャルバンド、胸部用ベスト、乳房用マンモバンド、あご用バンデージなど)まで種類は多岐にわたります。処置内容や保護したい部位を明確にした上で、対応する形状の製品を選ぶことが基本です。
術前術後衣は患者の体格やむくみ・包帯の有無によって適切なサイズが変わります。サージカルガーメントは特に、固定力と圧迫感のバランスが重要になるため、メーカーが提示するサイズ表を確認し、複数サイズを在庫しておくと安心です。
術前術後衣は綿混紡やポリエステルなど通気性・吸湿性に配慮した素材が多く使われます。一方でサージカルガーメントは、圧迫・固定を目的にメッシュ素材や伸縮性のある生地が採用されることが一般的です。用途に応じて素材特性を比較しましょう。
衛生用品として繰り返し使用する術前術後衣は、洗濯・消毒方法や保管環境によって耐久性や衛生状態が左右されます。特にサージカルガーメントは固定具や面ファスナー部分の劣化が機能低下につながるため、定期的な点検が欠かせません。
選定時によく寄せられる疑問をまとめました。実際の運用に合わせて参考にしてください。