放射線科・MRI室では、被ばく防護、騒音対策、MRI対応機器の適合性など、一般診療科とは異なる観点での備品選定が求められます。本ガイドでは、防護エプロンや防護眼鏡、耳栓、MRI室用車いすなどを選ぶ際に確認しておきたいポイントを整理しました。施設の運用や対象患者・職員の特性に合わせた選定の参考としてご活用ください。
X線防護エプロンや防護眼鏡は、装着者の被ばく低減を目的とした防護用具です。防護性能や着用感、対象部位の違いを踏まえて選定することが重要です。最終的な防護性能の評価や適合性の判断は、放射線技師や医学物理士など専門家に確認することをおすすめします。
MRI検査時は撮像音が大きいため、患者・付き添い者の快適性を考慮した耳栓が用いられます。素材や形状、遮音性能、ひもの有無などにより使用感が異なります。
MRI室では強い磁場が発生するため、通常の医療機器・備品をそのまま持ち込むことはできません。車いすなどの備品は、MRI対応(非磁性体使用など)を明記した製品から選ぶ必要があります。
同じカテゴリの製品でも、用途や規格によって選ぶべき仕様は異なります。用途に応じた違いを理解した上で比較検討することが大切です。
防護用品や耳栓は消耗品としての側面もあり、適切な保管・交換サイクルの管理が製品性能の維持につながります。
放射線科・MRI室の備品選定では、防護性能・装着感・MRI適合性といった専門性の高い観点での確認が欠かせません。製品カタログの仕様表示を確認しつつ、必要に応じて放射線技師や医学物理士などの専門家と相談しながら、施設の運用に合った製品を選定してください。