縫合処置に使用する縫合糸には、体内で自然に分解される「吸収糸」と、分解されずに残る、あるいは抜糸が必要な「非吸収糸」があります。両者は素材や吸収期間、適した使用部位が異なり、選択を誤ると創部の治癒経過や患者負担に影響しかねません。本記事では吸収糸・非吸収糸それぞれの特徴と使い分けの考え方を整理します。