褥瘡(床ずれ)予防のための体圧分散マットレスは、素材や構造によって特性が大きく異なり、患者様の状態や施設の運用体制に合わせた選定が重要です。本ガイドでは院内感染対策・患者ケアの観点から、体圧分散マットレスの種類や選び方の基本を整理しました。導入検討の参考としてご活用ください。
体圧分散マットレスは、対象者の自立度(体位変換の可否)、褥瘡リスクの程度、使用場所(自宅・施設・病院)によって適したタイプが異なります。導入前に以下の観点を整理しておくと選定がスムーズになります。
体圧分散マットレスは構造・素材により大きく分類されます。それぞれメリット・デメリットがあるため、用途に応じた使い分けが求められます。
体圧分布測定システムは、実際にマットレス上でどこに圧力が集中しているかを可視化する機器です。褥瘡リスクの高い患者様への適合確認や、マットレス選定の客観的な判断材料として活用されています。数値やデータの解釈、機器の選定・運用については、医師や褥瘡管理者など専門家の判断を仰ぐことをおすすめします。
マットレスは長期間使用するものであり、衛生管理と定期的な点検が欠かせません。院内感染対策の観点からも以下の点に留意してください。
導入時によく寄せられる疑問について、基本的な考え方をまとめました。