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MRI室関連機器・検査用品の選び方ガイド

MRI検査室では強力な磁場が常時発生しているため、通常の検査室以上に機器選定と運用管理に注意が必要です。心電図モニタリング電極、金属探知機、MRI対応車いすなど、MRI室特有の要件を満たす製品を選ぶことで、安全な検査環境の維持につながります。本ガイドでは、院内感染対策・検査部門の購買担当者が製品を選定する際の基本的な視点を整理します。

レッドダット心電図検査用電極 モニタリング電極 25383301 ソルベンタム 2360 30X20 100コ ゲート型金属探知機 24915500 竹中エンジニアリング SMD600 PLUS MRI室用車いす 自走用 MRI室用備品 23698600 松永製作所 MR-3TMG ハイスペック

01MRI室用品選定の基本的な考え方

MRI室で使用する物品は、磁場環境下での安全性が最優先事項となります。金属部品の有無、素材の磁性、電気的な干渉の可能性などを事前に確認し、MRI対応(MRI Conditional/Safe表記)であるかを製品情報で確認することが重要です。特に持ち込み物品や検査補助機器は、非対応品を誤って持ち込むと重大な事故につながる可能性があるため、施設内での運用ルール整備と併せて製品を選ぶ必要があります。

02心電図検査用電極の選び方

MRI検査中に生体モニタリングを行う場合、電極自体の素材や配線がアーチファクト(画像の乱れ)や熱傷リスクに影響することがあります。一般的な検査用電極とMRI対応電極では、導電性ゲルの成分や配線構造が異なる場合があるため、用途に応じた製品選定が求められます。粘着力や皮膚への負担、装着のしやすさも、検査対象者の状態に合わせて確認しておきたいポイントです。

03金属探知機の種類と選び方

MRI室入室前の金属検出は、事故防止の観点から重要な工程です。ゲート型は通過するだけで検出できるため、外来患者や面会者など多人数のスクリーニングに向いています。一方でハンディ型は、狭い動線や個別確認が必要な場面での補助的な用途に適しています。設置スペースや検査室の動線、1日あたりの検査件数などを踏まえて、施設の運用に合った方式を検討することが望まれます。

04MRI室用車いすの選び方

MRI室内で使用する車いすは、フレームや部品に磁性体を含まない設計が基本となります。自走用・介助用といった操作方式の違いに加え、患者の状態に応じた座面幅やクッション性、移乗のしやすさも選定時の確認点です。また、車いす自体がMRI対応であっても、付属品(点滴棒や酸素ボンベホルダーなど)が非対応の金属を含む場合があるため、セットで使用する備品まで含めて確認することが望まれます。

⚠ 使用・保管上の注意点

MRI室関連の物品は、検査室外で保管する物品との混同を防ぐため、保管場所やラベル表示を明確に分けることが推奨されます。特に金属探知機で発見されにくい小型金属部品を含む製品は、色分けやシール表示などで識別しやすくする運用が有効です。また、電極など消耗品は使用期限や開封後の保管条件を守り、劣化による誤動作や粘着不良を防ぐことが大切です。定期点検やメーカーによる保守情報の確認も、安全運用の一助となります。

  • MRI対応品と非対応品を保管場所・表示で明確に区別する
  • 消耗品は使用期限・開封後保管条件を守る
  • 定期点検・保守スケジュールを記録・管理する
  • 新規導入時はメーカーの取扱説明書を全スタッフで共有する
まとめ

MRI室で使用する検査用品・備品は、通常の医療機器選定に加えて磁場環境への適合性という独自の視点が求められます。製品カタログや添付文書でMRI対応区分を確認するとともに、施設の運用フローや点検体制と合わせて検討することが、安全な検査環境づくりにつながります。医療機器の最終的な選定にあたっては、放射線科・臨床工学技士など専門部署や専門家の意見を踏まえて判断することをおすすめします。

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本記事はCoComedix Sora(松吉医科器械)が作成した参考情報です。製品の適応・使用方法は各製品の添付文書・取扱説明書をご確認ください。医療機器等の最終的な選定は専門家にご相談ください。