院内感染対策における防護衣は、業務内容や想定される曝露リスクに応じて素材・形状・サイズを適切に選定することが重要です。本ガイドでは、医療機関・介護施設・個人利用者が防護衣を選ぶ際に押さえておきたい基本的な視点を整理しました。最終的な製品選定にあたっては、施設内の感染対策マニュアルや専門家の助言も併せてご確認ください。
防護衣(防護服・感染防止衣)は、想定する曝露の程度と作業時間で選び方が変わります。血液・体液の飛散が想定される処置と、短時間の訪問や清掃では必要な性能が異なります。一方で、防護性能を上げるほど通気性は下がり、長時間の着用では熱がこもりやすくなります。現場で実際に着続けられるかどうかまで含めて判断することが大切です。
防護衣は覆う範囲と形状によって呼び方が分かれます。必要以上に覆うものを選ぶと作業性と快適性を損なうため、用途に合わせて使い分けます。
現場の作業を思い浮かべると、必要な組み合わせが見えてきます。防護衣は単体ではなく、手袋・マスク・アイプロテクションと組み合わせて使うのが基本です。
防護衣は、脱ぐときに最も汚染が起こりやすいとされています。製品選びと同じくらい、脱ぎ方と廃棄の手順を決めておくことが重要です。
防護衣は「どこまで覆うか」と「どれだけ着続けるか」の2点で選ぶと整理しやすくなります。曝露が限定的な場面でカバーオールを使い続けると、暑さや動きにくさから着用自体が守られなくなることがあります。用途ごとに使い分けられるよう、形状の異なるものを組み合わせて備えるのが現実的です。当サイトでは不織布の防護服・ディスポカバーオール・感染防止衣に加え、エプロンやネックガードなどの部分保護具も取り扱っています。なお、具体的な感染対策の基準や手順については、各施設の感染対策マニュアルおよび所管の指針に従ってください。