看護・介護の現場で毎日使うナースハサミは、用途や刃の形状によって使いやすさが大きく変わります。テープ切り、包帯・ガーゼ切り、湿布切りなど目的に合った一本を選ぶことで、日々の処置作業がスムーズになります。本ガイドでは、選定時に確認したいポイントと種類の違い、取り扱い上の注意点をまとめました。
看護処置用のはさみは、テープ切り・包帯切り・湿布切り・多目的用など用途別に形状が最適化されています。まずは現場でどの作業に使う頻度が高いかを整理し、目的に合った種類を選ぶことが基本です。複数の作業を一本で兼用したい場合は、汎用性の高いマルチパーパスタイプが候補になります。
はさみの全長はおおよそ140mm〜165mm程度が主流で、携帯性と切りやすさのバランスで選びます。ポケットやナースポーチに携帯する頻度が高い場合は短めのサイズ、しっかりとした切れ味や作業性を重視する場合はやや長めのサイズが向いています。
先端形状は「丸型」と「先細型」に大別されます。皮膚や患者に触れる可能性がある処置では、安全性を考慮して先端が丸いタイプが選ばれやすい傾向があります。また、粘着物によるベタつきを防ぐ「ボンドフリー加工」や、錆びにくいステンレス製かどうかも選定時の確認ポイントです。カラーバリエーションは部署や個人での識別管理にも役立ちます。
看護処置用はさみは、衛生管理と安全な取り扱いが重要です。使用後はメーカーが指定する洗浄・消毒方法に従い、刃の劣化や腐食を防ぐようにしてください。個人専用として使う場合は、他のはさみと混在しないよう保管場所を区別すると管理がしやすくなります。なお、医療機器としての適否や滅菌対応が必要な処置に用いる場合は、必ず院内の運用基準や専門家の判断に従って選定してください。
選定時によく寄せられる疑問をまとめました。