カテーテルは尿道カテーテルやドレナージチューブなど用途ごとに形状・サイズ・素材が細かく分かれており、患者の状態や処置目的に合わせた選定が求められます。本ガイドでは処置材料としてのカテーテルの基本的な分類と選び方の考え方を整理しました。実際の使用にあたっては医師・看護師など専門職の判断のもとでご選定・使用ください。
カテーテルは挿入部位や目的によって形状が大きく異なります。同じ「尿道カテーテル」でも、先端形状や機能の違いによって用途が分かれるため、まず処置の目的を明確にしたうえで種類を絞り込むことが基本です。
カテーテルの太さは「Fr(フレンチ)」という単位で表示され、数値が大きいほど外径が太くなります。挿入部位や患者の体格、処置内容に応じて適切な号数を選ぶ必要があり、太すぎると挿入時の負担が増し、細すぎると排液・排尿の流量不足や屈曲のリスクが生じます。
カテーテルの素材にはラテックスゴムとシリコーンが代表的で、留置期間や患者のアレルギー有無によって使い分けられます。バルーンカテーテルの場合、バルーンを膨らませる方式(2WAY・3WAYなど)も選定条件になります。
カテーテル関連処置には、陰部清拭用シートや保湿シートなど周辺ケア用品も併用されます。これらは直接的な医療機器ではありませんが、皮膚トラブルの予防や日常ケアの効率化を目的として選定されることが多く、施設の運用に合わせた枚数・包装単位(5枚入×100袋など)の確認が重要です。
カテーテル類は滅菌済みの医療機器であることが多く、開封後の取り扱いや保管環境に注意が必要です。誤った取り扱いは感染リスクや破損につながるため、添付文書や施設の手順に従った運用を徹底してください。
カテーテルは種類・サイズ・素材の組み合わせが多岐にわたり、患者の状態や処置内容によって最適な製品が異なります。本ガイドは一般的な選定の考え方を整理したものであり、実際の製品選定・使用にあたっては医師・看護師などの医療専門職の指示・判断のもとで行ってください。