介護施設や在宅介護の現場では、利用者の歩行状態や生活環境に合わせた靴選びが、転倒予防や快適な移動のために重要です。本ガイドでは、施設や個人でリハビリシューズ・室内シューズを選定する際に押さえておきたいポイントを整理しました。用途やサイズ、機能面の違いを理解し、利用者一人ひとりに合った一足選びにお役立てください。</lead>
<parameter name="meta">介護施設・在宅介護向けリハビリシューズ/室内シューズの選び方を解説。サイズ・留め具・使用場面別の違いや注意点を紹介する購買担当者向けガイドです。
介護用シューズは「屋内用」「屋外用」「入院・リハビリ用」など、使用シーンによって求められる機能が異なります。まずは利用者がどのような場面で着用するか、また歩行の自立度や下肢の状態(むくみ、変形、装具使用の有無など)を確認しましょう。
足に合わないシューズは転倒や靴擦れの原因になります。介護用シューズは規格化されたサイズ展開(S・M・L・LL・3Lなど)と、cm表記のサイズ幅(例:25.0~26.0cmなど、ワンサイズで前後0.5~1cm程度の幅を持たせた設計)が併記されていることが多く、実測に加えて左右差やむくみの変化も考慮して選ぶことが大切です。
介護用シューズには、面ファスナー(マジックテープ)タイプ、ゴム素材で伸縮するタイプ、つま先が開いた開放型など、さまざまな開閉方式があります。利用者本人が着脱するのか、介助者が着脱を行うのかによって適した方式が変わります。
リハビリシューズや室内シューズは、床材との相性や歩行の安定性を考慮した底面設計になっているものが多くあります。かかとをしっかり固定できるか、屈曲部が足の動きに合わせて曲がるかなども、比較の際にチェックしておきたいポイントです。
介護用シューズは毎日の使用や洗濯を想定した素材が使われていることが多いですが、正しい手入れと保管を行うことで衛生状態を保ち、劣化を防ぐことができます。複数の利用者が使用する施設では、個人ごとの管理も重要です。
介護用シューズは、利用者の歩行状態や生活環境、着脱のしやすさなど複数の観点から選ぶことが大切です。特に医療機器に該当する装具や特殊な歩行補助具と併用する場合、また既往症や下肢の変形が著しい場合は、理学療法士や医師、義肢装具士など専門家に相談したうえで最終的な選定を行うことをおすすめします。